【冬】
毎年二月の初午には外拝殿一杯に沢山の神饌・神酒が供えられ参拝者の目を奪っています。
中でもピラミッドの様に山積にされた玉子には驚きます。
実はそれなりの枠の台があり山の全部が玉子ではありませんが、それでも見事な鈴なりになっているのです。
 【冬】
奉射祭の神事は、オロチと云われる注連縄に懸けられた大的を前に行われます。
まず副斎主が樫の生木の弓により天地四方を射たのち、神職二人が真弓の鏑矢をそれぞれ二本づつ射ます。
当れば景気が良くなるとも云われますが、当りそうでなかなか当りません。たとえ外れても神事、うやうやしく終わるのです。





 【冬】
全国でも屈指といわれています当社の初詣は、ピーク時には大変な人出になります。
境内一円に何度も迷い子のマイク放送が鳴り渡り、時には泣き声も聞こえてきます。
ところでマイクが探すのは子供さんばかりではなく親御さんのこともあります。
どうぞお子さんの手を離さないでお参りください。




 【冬】



歳末当社では、大前の大注連縄を正月用に張り替えます。この注連縄は常のものとは違い当社らしく沢山の稲穂を垂らした見事なもので新春松過ぎまで掛けられるものです。若い神職達が高梯子で梁一杯に掛け終わると蟇股の中から白い彫狐が身を乗り出して見下しているように見えるのです



 【秋】



表参道の欅の紅葉は、大木だけになかなか見応えがあります。
シーズンに先駆けて、あたかも楼門や大鳥居の朱に負けまいと競うかのように色づきはじめるのです。




権殿北側から玉山社に向って仰ぐと、桜・楓の紅葉が誠に美しく眺められます。
しかし、11月中旬を過ぎると惜しげなく散り始め、石段左手の末社詣での人に降りそそぐのです。









 【秋】




お火焚の神事は、神苑斎場に設けられた三つの大きな火床で行われます。

夥しい数の火焚串が焚き上げられ、延々二時間、神職はじめ多数の参列者による大祓詞が瓏々と奉唱されます。





やがて、火の勢いが風を起して、遠く離れた処にまで祝詞の声を運んで来るのです。









 【夏】



稲荷山には沢山の滝がありますが、どれも崖に突き出た樋の先から落ちる小さなもので、もっぱら修行のためにある大切なものです。

「お滝」とも「お滝場」とも云われる場所は深い青葉の崖下にある為、夏でも涼しく、行をする人には寒いくらいでしょうが、みな一心不乱に祈り声を上げます。


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「大祓」もあり、「般若心経」もありますが、お稲荷さんはまことに大らかに人々の願いをお聞きになるあらたかな神様です。


稲荷山の巡拝、「お山する」も朝夕は涼しく、やがて初ひぐらしの声を聞く事も出来ます。どうぞご参拝下さい。

 



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