ここは御前谷とも記され、稲荷山三ヶ峰の北背後にあたり、往古はここに神饗殿(みあえどの)と御竈殿(みかまどの)があって三ヶ峰に、神供をした所と伝えられています。
三つの峰の渓谷がここに集まって一の峰、二の峰、三の峰を拝する要の所。
毎年1月5日「大山祭 山上の儀」が斎行される聖地です。
祭典期日の由来は諸説があって不明といわざるを得ませんが、この日の午前中大山祭に先立って、稲荷山七神蹟の玉垣(今日では神蹟域の外玉垣)に注連縄を張る「注連張神事」が行なわれます。これは二月初午までがほぼ一ヶ月であることを考えるとそのゆかしさに興味をそそられます。
「山上の儀」において御饌石と呼ばれる方1メートルほどの神石の上に、中汲酒を盛った、古式の齋土器七十枚が供進されます。これは古の祭の姿を彷彿とさせてくれます。
この祭儀の後、祭員は「ひかげのかつら」を首にかけて稲荷山の神蹟の巡拝に向かいます。 |

御膳谷祈祷殿

大山祭 中汲酒供奠
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