【田中神社】たなかじんじゃ
 東山区本町20丁目

伏見街道に面して「稲荷神社境外摂社 田中神社」という標石がたっています。

和泉式部がこっそり稲荷に詣で、田中明神附近で時雨にあい困っているとき、田を刈っていた一人の童が“あを”(雨具)をかしてくれました。帰りには晴れていたので、その“あを”を返しました。その翌日、童が式部のところへ艶文を持ってきました。開くと、

 時雨する 稲荷の山のもみぢ葉は
 青かりしより 思い初めてき

とあり、式部は哀れと思い、その童を奥へよび入れた、という話が残っています。


田中神社社頭

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