各種ご案内
- 第 1 条
- 本会は全国稲荷会(以下「本会」と言う)と称する。
- 第 2 条
- 本会の事務所は、会長の奉務神社内に置く。
- 第 3 条
- 本会は稲荷大神の御神徳を統一的に宣揚し、敬神尊祖の美風を涵養するとともに、会員相互の親睦を図ることを目的とする。
- 第 4 条
- 本会は前条の目的を達成するために次の事業を行う。
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- 神徳宣揚に関する刊行物の発行。
- 神徳宣揚に関する研修会ならびに講演会の開催。
- 会員相互の親睦を図る懇親会の開催。
- その他本会の目的達成に必要なる一切の事業を行う。
- 第 5 条
- 本会は正会員及び準会員をもって組織する。
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- 正会員は稲荷大神を御祭神とする神社の宮司の職にあるものとする。
- 準会員は稲荷大神を御祭神とする神社の宮司以外の職にあるもの、もしくはそれに準ずるもの及びその神社の総代・崇敬者とする。
- 第 6 条
- 本会に次の役員を置く。
但し、役員は正会員をもって充てる。 -
- 会 長 1 名
- 副 会 長 2 名
- 常任理事 2名以内
- 理 事 若 干 名
- 会計監事 2 名
- 本会に顧問、相談役を置くことができる。
- 第 7 条
- 会長・副会長・常任理事は理事の互選とする。
- 第 8 条
- 理事・会計監事は総会に於いて選任する。顧問・相談役は理事会に諮り会長がこれを委嘱する。
- 第 9 条
- 役員の任期は3年とする。
但し、再任を妨げない。
- 第 10 条
- 総会は毎年1回以上会長がこれを招集する。
- 第 11 条
- 予算、決算ならびに会則の変改は理事会に諮り、総会に附議するものとする。
- 第 12 条
- 役員会は必要に応じ会長が招集する。
- 第 13 条
- 本会は事務の円滑化を図るため、全国を九ブロックに分け、それぞれに世話人を置く。
その区分は次の通りとする。
・北海道ブロック ・東北ブロック ・関東ブロック ・東京ブロック ・東海・北陸ブロック ・近畿ブロック ・中国・山陰ブロック ・四国ブロック ・九州ブロック
- 第 14 条
- 本会の経費は次の通りとする。
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- イ、会 費 年 額 金5千円也
- 但し、正会員のみ負担。
- ロ、臨時会費 実 費
- ハ、寄 附 金
- 第 15 条
- 本会の会計年度は4月1日より翌年3月31日までとする。
- 第 16 条
- 本会会員各社の例祭齋行に際しては、別に定める規程により幣餞料を奉献する。
- 第 17 条
- 本会の会員に慶弔事案の有る場合は別に定める規程により、慶弔の意を表する。
- 第 18 条
- 本会の会則になき事項は、理事会に於いて協議決定するものとする。
- 第 19 条
- 本会の会員にして、本会の名誉を害した場合は除名することがある。
- 第 20 条
- 本会の事務を処理するため事務局を設け、事務局長1名・書記若干名を置く。
事務局は会長の奉務神社内に置く。
附 則
- 発足当初の理事及び会計監事は発起人を以てこれに充てる。
- この会則は昭和38年6月26日から施行する。
附 則
- この変更会則は平成4年4月1日から施行する。
- この変更会則は平成29年4月1日から施行する。
施 行 細 則
- 会員各社の例祭に幣饌料として金貮千円也を奉献する。
- 会員に慶弔事案の有る場合は、次の各項により慶弔の意を表する。
- ① 会員神社が遷座祭(本殿遷座祭)を齋行した場合。
- ② 会員神社の本殿ほか主要建物が地震、火災、風水害等により大きな災害を被った場合。
- ③ 会員が叙勲及び褒章その他社会的な栄誉を受章した場合。
- ④ 神社本庁長老の称号を授与された場合。
- ⑤ 神職身分特級及び1級に昇進した場合。
- ⑥ 会員が死亡した場合。
回 | 開催期日 | 開催神社 | 参加人数 | 記念講演 |
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1 | 昭和38年 6月26日 | 伏見稲荷大社 | 社 14名 | |
2 | 昭和39年 5月27日 | 水稲荷神社 | 社 24名 | |
3 | 昭和40年 9月28日 | 伏見稲荷大社 | 社 23名 | |
4 | 昭和41年 8月 4日 | 志和稲荷神社 | 社 13名 | |
5 | 昭和42年 5月24日 | 笠間稲荷神社 | 社 20名 | |
6 | 昭和43年 4月26日 | 祐徳稲荷神社 | 社 20名 | |
7 | 昭和44年 7月25日 | 伏見稲荷大社 | 13社 23名 | 京都大学 教授 上田正昭 「稲荷信仰の源流について」 |
8 | 昭和45年 9月25日 | 太皷谷稲成神社 | 16社 26名 | 津和野町教育委員会 森澄泰文 「津和野の歴史と津和野本学について」 |
9 | 昭和46年 9月20日 | 浦島稲荷神社 | 15社 26名 | 公民館長 二川良英 「熊野の古代信仰について」 |
10 | 昭和47年10月 3日 | 志和稲荷神社 | 18社 25名 | 盛岡市立小学校 校長 佐藤正雄 「南部家の志和稲荷信仰について」 |
11 | 昭和48年 7月26日 | 伏見稲荷大社 | 20社 26名 | 国学院大学 講師 戸田義雄 「日本の宗教について」 |
12 | 昭和49年 8月 6日 | 竹駒神社 | 21社 39名 | 仙台美術館 館長 佐々 久 「仙台タチバナについて」 |
13 | 昭和50年10月22日 | 笠間稲荷神社 | 20社 30名 | NHK水戸放送局 放送部長 前島栄治 「広報誌を育てる悩み」 |
14 | 昭和51年10月26日 | 祐徳稲荷神社 | 22社 33名 | 佐賀県文化財保護審議会委員 木下之治 「肥前風土記に現れる神々」 |
15 | 昭和52年 6月13日 | 太皷谷稲成神社 | 13社 20名 | 津和野町郷土館 館長 森澄泰之 「津和野の歴史について」 |
16 | 昭和53年 8月 7日 | 伏見稲荷大社 | 25社 45名 | 大社嘱託(元京都市観光課長)永田繁義 「嵐山附近の主なる史跡について」 |
17 | 昭和54年 6月13日 | 伊作田稲荷神社 | 19社 28名 | |
18 | 昭和55年 8月15日 | 竹駒神社 | 14社 26名 | |
19 | 昭和56年 6月18日 | 笠間稲荷神社 | 16社 30名 | 茨城大学 名誉教授 瀬谷義彦 「弘道館と偕楽園」 |
20 | 昭和57年 6月18日 | 海山道稲荷神社 | 20社 48名 | 四日市市教育委員会 主幹 森逸郎 「四日市市地名のおいたち」 |
21 | 昭和58年 6月 6日 | 兒原稲荷神社 | 19社 42名 | 西米良村教育長 佐伯正直 「米良の菊池氏」 |
22 | 昭和59年 8月23日 | 伏見稲荷大社 | 27社 59名 | 京都文教短期大学 教授 中山修一 「秦氏と長岡京」 |
23 | 昭和60年 6月25日 | 祐徳稲荷神社 | 22社 43名 | 佐賀県民族学会 会長 黒木俊弘 「肥前の山伏行場」 |
24 | 昭和61年 6月17日 | 高山稲荷神社 | 27社 55名 | 市浦村誌編纂教育長 豊島勝蔵 「安東氏について」 |
25 | 昭和62年 7月 3日 | 笠間稲荷神社 | 22社 44名 | 国学院大学 名誉教授 岩本徳一 「稲荷信仰の本質」 |
26 | 昭和63年 8月11日 | 伏見稲荷大社 | 31社 77名 | 前京都市歴史資料館 館長 森谷尅久 「京都の歴史」都市の成立ち |
27 | 平成 元年 8月 9日 | 伊豫稲荷神社 | 33社 70名 | 労働安全コンサルタント 所長 浅原 「瀬戸大橋の建設工程について」 |
28 | 平成 2年 6月19日 | 髙橋稲荷神社 | 33社 69名 | 郷土史家 高木盛義 「歴史の語る心」熊本城と加藤清正 |
29 | 平成 3年 6月26日 | 草戸稲荷神社 | 30社 62名 | 広島大学 名誉教授 石田寛 「草戸千軒町遺跡と草戸稲荷神社について」 |
30 | 平成 4年 8月 5日 | 榊山稲荷神社 | 30社 84名 | ㈱岩手日報社 専務取締役 東島末起 「九十年のいわて」 |
31 | 平成 5年 6月18日 | 祐徳稲荷神社 | 23社 64名 | 佐賀県教育庁文化財課 七田忠昭 「吉野ヶ里遺跡について」 |
32 | 平成 6年 6月19日 | 竹駒神社 | 26社 78名 | 仙台市博物館 館長 「伊達家と仙台藩の神社」 |
33 | 平成 7年 8月21日 | 伏見稲荷大社 | 30社 83名 | (稲荷山巡拝) |
34 | 平成 8年 7月20日 | 太皷谷稲成神社 | 30社 76名 | 島根県立津和野高校 校長 松島 弘 「津和野本学について」 |
35 | 平成 9年 6月28日 | 箭弓稲荷神社 | 25社 70名 | 東松山市文化財保護委員長 清水 清 「武蔵武士 比企一族 について」 |
36 | 平成10年集中豪雨中止 | |||
37 | 平成11年 6月18日 | 笠間稲荷神社 | 27社 54名 | 茨城県教育研修センター 久野勝弥 「加藤桜老と小野友五郎」 |
38 | 平成12年 9月21日 | 伏見稲荷大社 | 26社 58名 | 京都産業大学 教授 所 功 「日本の神々」 |
39 | 平成13年 7月13日 | 穴守稲荷神社 | 41社 76名 | 初代内閣安全保障室長 佐々淳行 「現代の危機管理」 |
40 | 平成14年 7月 3日 | 祐徳稲荷神社 | 31社 66名 | 佐賀民族学会 会長 福岡 博 「佐賀の歴史に学ぶ」 |
41 | 平成15年地震中止 | |||
42 | 平成16年 8月 5日 | 竹駒神社 | 26社 61名 | 東北大学大学院 教授 鈴木岩弓 「東北の稲荷信仰」 |
43 | 平成17年 9月20日 | 伏見稲荷大社 | 27社 73名 | 京都橘大学教授猪熊兼勝 「古墳が語る古代社会ー鎌足の知られざる一面」 |
44 | 平成18年 7月 9日 | 太皷谷稲成神社 | 29社 73名 | 津和野町文化財保護審議会 会長 松島 弘 「津和野の歴史」 |
45 | 平成19年 7月 5日 | 笠間稲荷神社 | 26社 66名 | 笠間市史研究員 小室 昭 「咸臨丸の航海長 小野友五郎」 |
46 | 平成20年 7月10日 | 伏見稲荷大社 | 26社 72名 | 京都女子大学 教授 瀧浪貞子 「もう一つの源氏物語」~紫式部の挑戦~ |
47 | 平成21年 7月10日 | 飯積神社・伊豫稲荷 | 25社 71名 | 愛媛県民俗学会名誉会長 三奈良神社宮司 森 正史 「農耕儀礼と神道」 |
48 | 平成22年 6月27日 | 箭弓稲荷神社 | 25社 64名 | ノンフィクション作家 保阪正康 「昭和天皇を語る」 |
49 | 平成23年地震中止 | |||
50 | 平成24年 9月27日 | 伏見稲荷大社 | 37社 88名 | 全国稲荷会発足50年:第50回総会 「平野啓子『古事記』の語り」 |
51 | 平成25年 7月11日 | 祐徳稲荷神社 | 27社 76名 | 佐野常民記念館 名誉館長 福岡 博 「佐賀誕生物語」 |
52 | 平成26年 7月 7日 | 竹駒神社 | 26社 64名 | 仙台博物館 元館長 佐藤憲一 「伊達政宗と仙台」 |
53 | 平成27年台風中止 | |||
54 | 平成28年 7月19日 | 太皷谷稲成神社 | 17社 56名 | 津和野町文化財保護審議会 会長 松島 弘 「明治の新政に果たした津和野本学の役割」 |
55 | 平成29年 7月10日 | 笠間稲荷神社 | 22社 56名 | 笠間市文化財保護審議会 会長 南 秀俊 「笠間と忠臣蔵」 |
56 | 平成30年 8月28日 | 伏見稲荷大社 | 33社 69名 | 國學院大學 教授 根岸茂夫 「伏見稲荷大社と赤穂浪士」 |
57 | 令和 元年 7月11日 | 祐徳稲荷神社 | 20社 57名 | 九州大学 教授 中野 等 『秀吉の「唐入り」と肥前名護屋城』 |
58 | 令和 2年 新型コロナウイルス感染拡大の為中止 | |||
59 | 令和 3年 新型コロナウイルス感染拡大の為中止 | |||
60 | 令和 4年 9月21日 | 伏見稲荷大社 | 22社 50名 | 全国稲荷会発足60年:第60回総会 京都産業大学 名誉教授 井上 満郎 「秦氏の来た道―環日本海文化圏の世界―」 |
61 | 令和 5年 8月 6日 | 竹駒神社 | 20社 53名 | 宮城県多賀城跡調査研究所 所長 吉野 武 「古代の陸奥国府多賀城と玉前関―竹駒神社の立地―」 |
62 | 令和 6年 9月 6日 | 高橋稲荷神社 | 19社 53名 | 前 熊本県神社庁長・前 志岐八幡宮宮司 宮﨑 國忠 「熊本地震」 |