国の重要文化財である本殿は明応8年(1499)に再興され現在に至っており、日々諸願成就を願い多くの参拝者が祈祷を受けております。
ご祈祷の受付は本殿横の授与所にて受付しております。
どうぞ神職にお気軽にお尋ね下さい。
「稲荷大神様」のお使い(眷族)はきつねとされています。
但し野山に居る狐ではなく、眷属様も大神様同様に我々の目には見えません。
そのため白(透明)狐="びゃっこさん"といってあがめます。
勿論「稲荷大神様」はきつねではありません。
「朱い鳥居」といえば、すぐさま人々は「おいなりさん」を連想するほど、朱という色が人々の心情に深く染みとおっています。
この「あけ」は、赤・明・茜など、すべてに明るい希望の気持ちをその語感にもち、その色はまた生命・大地の象徴の色とされています。
又、千本鳥居をはじめとする鳥居奉納は江戸時代の後期頃より願いが「通る」「通った」という祈願と感謝の証しとして奉納されるようになったと云われています。