伏見稲荷大社では四季を通じて祭礼、神事を執り行っています。このページでは主な行事をとりあげてご紹介します。
11月1日 11:00〜
外拝殿において、旧嵯峨御所大覚寺門跡・嵯峨御流華道総司所の奉仕による献花の儀が行われます。
11月8日 13:00〜
秋の収穫の後に、五穀の豊饒をはじめ万物を育てたもう稲荷大神のご神恩に感謝する祭典で、古来当社の伝統ある行事として広く知られています。本殿の祭典にひきつづき、神苑祭場において、全国崇敬者から奉納された十数万本の火焚串を焚きあげ、宮司以下神職をはじめ参列者一同、大祓詞を奉唱して、罪障消滅、万福招来を祈ります。
11月8日 18:00〜
火焚祭の夕刻18:00から、その昔、朝廷からの奉納が慣例になっていた「御神楽」が大前に奉奏されます。
この御神楽は、古の鎮魂祭にもとづく神事で、一時中絶されていましたが、孝明天皇の文久三年に、禁裏御所の特別の思召しで再興され、現在では大社の職員によって奉仕されています。庭燎の薄明かりの中で、本歌・末歌・和琴・笛・ひちりきが次々と奏でられ、早韓神が歌われるなか、荘重古雅な「人長舞」が舞われます。
11月23日 10:00〜
抜穂祭で刈取られた新穀を大神にそなえ今年の豊作を感謝するとともに、国の平安を祈念するお祭です。