当社では昭和42年より機関誌「朱」を発行いたしております。
内容は「稲荷」に関する論文・随想などとなっております。
刊行物「朱」61号
骨皮道賢の女装ー日本中世における女性観の転換 | 早島 大祐 |
中世の伏見稲荷をめぐる信仰と芸能 | 石黒 吉次郎 |
元亀四年の稲荷祭 -「御鬮」をとる- |
河内 将芳 |
妖しい火 -狐火と蛍火- | 山﨑 みどり |
「樹伐の罪」と「稲荷神の祟」について | 小林 宣彦 |
秦造河勝と常世の神の歌謡 |
藤原 享和 |
新史料 刀工宮本包則の稲荷山打ち脇差について | 塚田 志穂 |
大山為起と荷田春満 -『古事記』注釈の比較・続考 |
齋藤 公太 |
赤と人間 | 坂田 勝亮 |
岡本かの子と〈狐〉 -岡本かの子「狐」小考- |
野田 直恵 |
淳和天皇朝の稲荷神社 | 久禮 旦雄 |
「稲荷」題の歌の表現について | 近藤 美奈子 |
細見美術館「竹生島弁財天像」 小解 -応永の施入銘をもつ騎狐の女神画像をめぐって- | 杉﨑 貴英 |
初期六字経法の形とその変容-「三類形」(天狐・地狐・人形)の作法から考える- | 小田 悦代 |
歌舞伎『芦屋道満大内鑑』における「狐」の表象 | 雨宮 久美 |
漁業信仰と稲荷信仰 -三重県南部の事例から- | 髙木 大祐 |
伏見稲荷大社と応仁の乱 |
編集部 |
|
刊行物「朱」60号
有栖川宮の雅印を刻した篆刻家・羽倉可亭 ―「春夜宴桃李園序」原添聯幅と書入本『熾仁親王印譜』から浮かび上がる新事実を中心に― | 内田 誠一 |
白川資雅と「狐」 | 田村 航 |
中国語訳『源氏物語』小考 ―狐描写の訳出状況を探る― |
笹生 美貴子 |
近江栗太郡手原稲荷神社の成立過程 |
高田 照世 |
出雲への神集い伝承と稲荷神 | 品川 知彦 |
『秀真政伝紀』にみる稲荷の狐について |
吉田 唯 |
平安朝における歌枕としての稲荷(山) | 小田 剛 |
橘と秦氏と能 狐と伏見稲荷大社とのつながりなど |
吉武 利文 |
『伊勢物語』を統一体と見て一二三段を中心につなぎ読む ―成立論的読みでなく相補論的読みを適用することの妥当性― | 田口 尚幸 |
御膳谷奉拝所・御饌石と井上頼寿 ―「御旅所考」にふれながら― |
大東 敬明 |
女の目、男の目 ―稲荷の女をめぐる赤染衛門と大江匡衡 |
荒木 浩 |
『玉水物語』構想論 | 真下 美弥子 |
鶉となりて ―深草考― |
内田 美由紀 |
宝登山(埼玉県秩父郡長瀞町)の宝玉稲荷神社について | 西村 敏也 |
|
|
|
刊行物「朱」59号
稲荷祭神輿 | 久保 智康 |
大阪の朱造り | 鵜島 三壽 |
『大鏡』における稲荷信仰 -人物造型と歴史認識をめぐって- |
高橋 麻織 |
『萬葉童蒙抄』の意義 | 真下 厚 |
透明仙人の足跡 -狐の隠れ蓑を端緒に- | 中前 正志 |
刀八毘沙門天曼荼羅図について |
入江 多美 |
『建礼門院右京大夫集』所収「稲荷社歌合」考 | 安井 重雄 |
あかあかと |
長谷川 櫂 |
「狐雑考」 -「中国文学的観点を交えた狐に関して」(哺乳綱ネコ目《食肉目》イヌ科イヌ亜科の一部)- | 瞳 みのる |
聖と俗のはざま -『万葉集』の「狐」- |
城﨑 陽子 |
日本書紀の狐 | 渡辺 瑞穂子 |
神階から見た平安時代前期の稲荷社 | 加瀬 直弥 |
稲荷信仰の受容と展開 -東京・埼玉の事例を中心に- | 牧野 眞一 |
一宮長常筆「神馬図絵馬」 | 川見 典久 |
伏見稲荷大社御旅所の能舞台 -幕末期の能番組を紹介して- | 宮本 圭造 |
|
|
|
当誌は非売品ですがご希望があればお頒ちいたします。
但し残数に限りがありますので「宣揚部」までお問い合わせください。